ダラダラと好き勝手に遊ぶ

「趣味なんてこの程度でいいんじゃない?」とユルく生きてみる

30MM 1/144 アルト[イエロー] パチ組み

バンダイから発売の新シリーズ30MM。その連邦機アルトを買ってみた。

f:id:hato_pyon:20190629235938g:plain

なぜイエローかといえば、これしかお店に残ってなかったから。

オプションも他の色も一切なく、これしかなかった。売れているのか出荷が少ないのか模型店仕入れを絞ったのか……どれもそれっぽい。

まぁ本体がちゃんと買えただけ良しとしよう。

 

f:id:hato_pyon:20190630000143g:plain

色付きランナー。主に外装。コンセプト通りあまり複雑な構成ではなく、外装のブロックを後ハメの関節でパチパチくみ上げていく感じ。

 

f:id:hato_pyon:20190630000344g:plain

関節部と、武器、ポリパーツのボール。それぞれ1ランナーで、色んな仕様の商品が作れそうなランナー分け。

ランナー内でも頭、腕、胴、などのブロックごとにパーツは近くに配置されているし、腕脚パーツはほぼ左右共通。パーツも構成もシンプル。LBXのキットを思い出すね。

 

f:id:hato_pyon:20190630000752g:plain

特に指定はないが、数字シールが付属。「量産機」がテーマらしいので、これは良いチョイス。他のキットにも色々流用できそうだし。

箱の中身はあとインストで終了。シンプル。

 

f:id:hato_pyon:20190630000934g:plain

さっそくパチってみる。

シンプルな割に要所に関節が入っていて、ぐりぐり動かせるしシャキッと立たせづらい(笑)。サイズは1/144の小型MSぐらいか?線が細いせいかHGガンプラより一回り小さく感じる。

ヒジは一軸だがまぁまぁ深く曲げられる。肩はHGガンプラでよく見る引き出し関節。腹は多少前後左右にスイングできるが、それほど大きくはない。必要十分ではあるが、もう少し大胆に動かせると良かったかな。

ハンドパーツは握り手のみ。量産機の面白味をウリにするなら、オプションでもいいから各種ハンドサインは欲しいところ。

ヒザは二重関節で正座も可能。股関節はSDCSマジンガーみたいな構造で引き出せるし、足首は左右方向に動くスイング軸があるガンダムバルバトスで見たような関節。開脚への接地性は高いが、前後方向へはボールジョイントの動きのみ。実質そんなに不足は感じないが、もう一歩……という気はする。足首にはごくわずかだがポリパーツのボールジョイントが露出するのもちょっとな……ってところ。

シンプルな構成の割にコクピット装甲が分割されていたり肩装甲も3分割だったり、色替えへの仕掛けはしっかり抜かりなし。

 

f:id:hato_pyon:20190630002005g:plain

格別に凝った造りではないが、腰装甲もないし良いポイントに配された関節のお陰か予想以上によく動く印象。のけ反りや前屈とかさせなければ不自由は感じないんじゃないかなぁ。

 

f:id:hato_pyon:20190630002222g:plain

武装はマシンガンとメリケンサックみたいなナックル。これってロボットの装備として意味あるんか……?オプションの武器セットを買わせるためにはあまりカッコイイ武器を標準装備させられないのはわかるが。

 

f:id:hato_pyon:20190630002551g:plain

正座もできるくらいなので、立て膝も余裕。マシンガンのストックをしっかりボディにあてられるのもいいね。

 

まぁ総じて、ロボ素体としては優秀。価格も考えると相当なものだと思う。あとは今後出るオプションや新機体がどうかによるなー。すぐ放り出すバンダイのことだから、そこは心配だ。既に格闘用や狙撃用装備などは用意されているようだが、おそらく砲撃や水中仕様、飛行ユニットなどは最低限考えているだろう。個人的にはハンドパーツや「隊長機」仕様、拡張穴をふさぐディテールアップパーツ、作業用のアームやクレーンみたいなのが出ると嬉しいが……続くかなぁ?(笑)