いやー、コロナ禍から転売屋の買い占めやらセキュリティ会社のクソ対応やらですっかり塗装してまでプラモ作る余裕がなくなってしまった。
というわけで、エントリーグレードのνガンダムを作る。これは単価が安いせいか、転売屋に狩り尽くされてないんだよね。
頭。
ヘルメットは一発抜きだし、色分けも細い。まぁ贅沢言うとダクトやらバルカンやらあるだろうけど、そんなのはRGでやればいい。むしろトサカのメインカメラがシールでなく成型色で表現されているのは凄い。
作る人はエントリーかもしれないがキットの設計はエントリーじゃないぞ!
面のスリットとダクトくらい塗ったら映えるだろうな。
上半身。胸?肩?のセンサーはパーツ分けされてないが、まぁここは仕方あるまい。
エントリーグレードというから最低限なのかと思っていたら、腰だけでなく腹にも関節が入ってるしビームサーベル基部のラインも色分けされてるし、むしろ下手なHGより凄い。
顔のダクト同様、胸ダクトもスミ入れするとさらに良いだろうな。
腕。肘は1軸の関節だけど、可動域は十分。むしろちゃんとマルイチの所で曲がるので安心する人もあるだろう。
アポジモーター(?)も抜きで表現されていて、塗らなくても見栄えする。
肩も組んだ装甲を被せる形なので、後ハメ加工なども不要。塗装派にも親切設計だ。
パーツの合いもピッチピチだから塗装するならクリアランス調整は要るかも。
はい、完成。膝は30MM同様の二重関節。股関節はボールジョイントに加えてねじり方向に関節あり。
足首も単純な構造だが、スリッパからカカトが浮く構造になってて接地性はやたら高い。
股間の連邦マークも色分けだし、シールは肩とシールドのアムロマークだけ。
エントリーグレードといっても手抜き感はなく、少ないパーツでほぼ完璧な色分け。パチ組みにはたまらんキットだな。しかもタッチゲートで、お子様なら手モギで作るのもアリ。
変な内部構造とかもないから、改造ベースにも向いているかもしれない。
惜しいと思うのは、フィン・ファンネルが無いことくらいだな。
(HGから拝借できるらしい。知らんけど)