新規格で可動拡大、スタイル入れ替えに考慮したフレーム採用とか聞くと、一応買っちゃうよね。
ロケットパンチエフェクトやジェットスクランダーなどのオプション、パイルダーやブレーンコンドルの着脱などちょっとだけ欲張り仕様。
いや、欲張るならジェットパイルダーやアイアンカッター、ドリルミサイルやミサイルパンチ、ブレストファイヤーエフェクトなどまだまだ欲張るところはいっぱいあるぞ(笑)
色々と意欲作のようで、作るのが楽しみだ。ちらっと見たらパーツもグロス成型だし、パチでも見栄えは良さそう。
リブートダイアクロン、かっこいいねぇ。我が家にも、ガンマに引き続きデルタも配備された。
レイドチェンバーの形はガンマと同じだが、色はグレーに変更。
まぁ色が違った方が、中に何が入っているかわかっていいね。
機体色は緑がかったグレー?
ガンマより明るくなったので、チェンバーと組み合わせても見栄えがする。ただコクピット内が武装の機銃で埋まってしまうので、隊員を搭乗させたままチェンバーに収納できない。チェンバー内の隙間に押し込むことぐらいはできるが……
かつてのパワードシステムのPVでは投下されたチェンバーに外から隊員が駆け寄っていたので隊員が搭乗した状態で収納するものではないのかもしれないが、玩具としてはちょっと残念。
そして、展開&武装を装備。半透明のキャノピーがいいねぇ。パワードシステムでもC型好きだったし。コクピットハッチ以外にキャノピーが開くのがデルタの特徴の一つ。頭上の機銃の出し入れもあるが、飛行機モードでの雰囲気もいい。
腕は武器腕。機銃に見えるが、エネルギー場を形成するランスらしい。両腰には飛行モードでノズルになるブラスター。頭上に機銃、翼にはミサイル、さらに翼は切断武器と武装てんこ盛り。ガンマはシールドとブラスターというミリタリー色の強いいわばリアル系だったのに対し、デルタはヒーロー漫画っぽい仕様。翼にもなって切断武器にもなってヘリのローターにもなるとか、無茶だろ。
ちなみに、翼は高機動マヌーバのためにあるだけで、翼がなくても飛行できるそうだ。どんだけ無茶スペックの機体なんだよ。
個人的には、翼は背中に畳んでおくのが好きだ。リックディアスとか、一部のMSにはこんなのあったよね。
そして、ジェットスカイモードに変形。変形は手首と翼のみ差し替え。ライディーンのゴッドバード変形みたいな形だな。
ダイアクロン隊員は後ろ向き(ジェットスカイモードでいえばうつぶせ)に乗り換える事になる。マクロスのバルキリーのように臨機応変に変形するってわけにはいかなさそうだな。まぁロボットと飛行機とで違う場所にインターフェースが用意されていると妄想するのも良かろう。
キャノピーの形が飛行機っぽい形と位置に来るのもなかなか面白い。
ジェットスカイモードから翼をローターに付け替えればアタックヘリモードだ。胴体やキャノピーはこのためにデザインされたのかと思うほど戦闘ヘリっぽい。
だがシングルローターなのにテールローターはないし、翼なしで飛行能力があるパワードシステムでヘリモードの存在意義はあるのだろうか。形が一番カッコイイだけに仕様に疑問が残るのは残念だが、変形ロボ玩具でカッコイイは正義でもある。
変形が豊富なだけにあちこちにタボやホゾが付いているのも特徴かな。オリジナル武器とか用意するのも面白かろう。
ハンドパーツが2種類あるのも特徴。使わないほうもあちこちのハードポイントに装着できるので無駄にはならない。デザインも武器っぽくも機能パーツっぽくもあるので、好きにつかえる……ってこういうのがリアルと対極にあるスタイルなんだよね。玩具としては正当だが、大人玩具としてはちょっと考えてしまう。
このハンドパーツのジョイントはガンマも同様だった。違うマニューバでハンドパーツを付け替えるのもおもしろいかもね。
ちなみにこっちのランス腕にはクローアームが一応仕込まれている。どんだけ欲張り仕様なんだよ(笑)
以上、ダイアクロン マニューバデルタの感想。ガンマとは対極の、オモチャらしいオモチャに仕上がっている。ダイアクロンに求めるモノによって、好みが分かれるかもしれないな。私としては、プレイバリューは高いが、チェンバー状態での搭乗やガンマにあった機体番号シールがなくなってることなどは少々残念。でもどちらかというとガンマの方がダイアクロンのラインナップでは異質かもしれないな。今後もどちらか片方ではなく、色々なラインナップが広がることを期待。
あ、レイドチェンバーに乗れない仕様なら、隊員の移動手段(セットではないバイク単品、車やヘリなど)もあると妄想が広がっていいんだけどな。
タミヤ 1/12 Kawasaki Ninja H2R にエキパイを追加。
もともとメッキパーツだったけど、
1・メッキパーツは接着しづらい
2・塗装下地にプライマーが要る
3・ほかのパーツと質感が違い過ぎる
4・ゲート跡が目立つ
などの理由で、まずはメッキを除去。ペイントリムーバーに「メッキ除去にも効果がある」とあったので漬けてみたが、効果は微妙。どうもメッキ下地をじわじわ侵食していくようで、スカッとメッキを落としてくれるわけではないようだ。結局トドメにドメストに短時間漬けてメッキを除去。
4本のエキパイがピタピタと合うのはさすがタミヤ……なんだが、エンジンと合わせたら1本が若干浮く。強引に接着しちゃったが、成型技術を過信せずにエンジンと合わせながら接着した方が良かったかな。
4本束ねてから改めてツヤ黒→スパークリングシルバー(タミヤラッカー)と塗装。かなりいいシルバーなんだが、下地の具合で雲泥の差なので使い勝手に関しては微妙なところ。「ここ一番」という所で使いたい。
エキパイにクリアブルーやクリアレッドで焼き色塗装するのはカーモデルでは定番だった。このH2Rでもそういう指定がしてあるし、バイク模型そのものが練習というかチャレンジミッションなので、勢いで塗装してみることにする。クリアブルー、クリアレッド、クリアイエロー、スモークでテキトーに塗ってみたが……正解がわからん。
やってみた感想なんだが、他の部分がピカピカなのにエキパイだけ焼き色塗装というのにやっぱり違和感を感じる。エキパイとエンジンの境目はどんな感じなんだろうか。実物の新車バイクのエキパイとか見たことないしな……まぁほとんどカウルで隠れる部分だし、完成すれば大丈夫だろう。
経験することに意味がある。
先日の素体に武装を装備して、グライフェンが真の姿に。
今までのFA:Gのような素体脚/武装脚の差し替えではなく、素体にパワーローダーを装着する形。個人的には好みのタイプ。また、手持ち武器として用意されているナイフ、ロケットランチャー、マシンガンはすべてこのパワーローダーに組み込まれる。ほとんど余剰パーツ無しで盛り付けられるというのもまた、私好みである。一部選択パーツ(顔、ハンド、胸部装甲、前髪など)は余剰パーツにはなるが、まぁここは仕方あるまい。
左右それぞれの腕、左右それぞれの脚と4ブロックに分かれたパワーローダーなんだが、ここは背骨で一体化させてほしかった。両腕の荷重は素体のボディにガッチリかかってるから、ちょっと現実的でないというかパワーローダーになりきってない部分。スタンドなしだと股関節に全荷重がかかるので、自立も苦しい。
だがそういう所にこだわりすぎると可動面でガチガチになってしまうので、一長一短ではあるが。
脚部はフトモモとフクラハギの2か所で固定。ヒザ関節は素体と外装で合わせてあるので曲げることは可能だが、フトモモのロール軸はロックされる。股関節を使って若干のロールは可能なので、武骨な装備での可動としてはまぁ十分だろう。
腕の武装は腰に固定。グリップを握ることにこだわらなければ、割と自由に動かせる。副腕の可動とグリップ部の可動が分かれているので、片腕につき2本のアームを操作するような形になる。思い通りのポーズを決めるにはちょっと慣れが要るかも。また、髪が激しく副腕と干渉するので、お団子バージョンとかがあるとなお良かったかも。
腕部はギミック盛りだくさん。巨大な可動指マニュピレーターに加え、さらに隠し腕を伸ばすことが可能。作業用として面白いかもしれん。
というわけで。これまでのFA:Gとはちょっと変わったタイプであるが、それだけに面白いアイテムだったと思う。FA:Gは今後どうなるんだろうか。個人的にはドゥルガー/マガツキまでは続けて欲しいが。
タミヤ 1/12Kawasaki Ninja H2R。
リヤブロックを制作。YZFと違って片持ちなんだよなー、構造が全然違う。さすがクローズドコース用、ってところですか。
複雑なホイールの塗り分けはどうしようかと思ったけど、失敗覚悟で筆塗りしてみたらそれなりな感じに。
ショック用のスプリングとか「プライマーを塗ってから塗装せよ」とか指示があるが、これ1本なんだから最初からグリーンにしておいてよ……と思ったけど、バイクモデル汎用で使ってるパーツだとしたら仕方ないか。
タイヤ内側のゴールドラインとか、割と大き目のスライドマークもあって少々難儀。ホイールを取り付ける受けの部分(何て言うんだ?コレ)のスライドマークなんか立体的な場所に貼るせいか、組み立て時にペロッと剥がれちゃったよ。完成後に貼るか、根性で塗った方が良かったかも。面倒だから放置するけど。
まぁ前回の経験を踏まえて、塗装後の接着は主にセメダイン3000ゼリー状瞬間接着剤を使用。いちいち塗装を削ったり無理やり流し込んだりするより楽に固定できる気がする。
バイク模型の途中ですが、塗装待ちのタイミングでフレームアームズ・ガール グライフェンをパチり。
フレームアームズ・ガールもシリーズを重ねて、技術が向上したというべきか、こなれてきたというべきか、バリエーションが増えてきたというべきか。自分の好みで色々選べるようになってきた。
まぁ最近はメガミデバイスもそうだし、武装神姫もそうだし、その他さまざまなゲームからのプラモ化で美少女プラモでは独走状態のコトブキヤ。様々なノウハウが一極集中するのもうなづける(互換性が薄いのは残念だが)。
以前にメガミデバイスでやったオープンマウスなど表情がありすぎるパーツは好みが分かれるかもしれないが、私にとっては好みの方向性。腕脚のジョイント穴がデザインに溶け込んでいるのも特徴だろう。
デザイナーの個性が出て面白いね。
今回驚いたのが、素材。素体に限って言えば肌色パーツ以外はほぼPS樹脂で、塗装派には嬉しい内容。股関節など一部にポリパーツやPOMも使用されているが、完成後はほぼ見えない。
PS樹脂同士の関節部の耐久性は気になるところではあるが、これはしばらく様子を見ないとなんとも。少なくとも組み立て時には良い硬さだし、ジョイント部にはグリスを塗ってから組み立ててあるが削りの調整は行わなかった。
可動はまぁ、普通かなぁ。ヒジ1軸、ヒザ2軸関節。肩はボールジョイント。股関節は若干の引き出しありで、軸をボール状のポリパーツに差し込む構造。胴体は胸の下でボール接続&左右傾け。首は前後軸&ボールジョイントの2重。まぁFA:Gとして標準的な構成。可動範囲としてはフレズヴェルクよりはちょっと良いかなぁ?という程度。ただ軸が若干太くなってたり、パーツ破損にはだいぶ強くなっているように見える。これは安心してさわれてイイね。
デザイン面での変化は大きい。今回は武装モードとの組み換えでなくパワーローダーや乗り物としての武装になっているので、素体モードが単体で成立するようになっている。首周りのフリルが整理されているとか、腕が服の袖のようなデザインになっているとか。セーラー+スク水みたいなフェチ的楽しみ方をしたければそうもできるし、ベレーやジャケットを強調すればスチームパンク風にもできそうだし、脚部の装甲を強調すればメカっぽいアレンジもできるだろう面白いデザインだ。
フィギュア的には歓迎だが、一方でドール的な楽しみ方をするには邪魔だろう。従来のFA:Gと比べて違和感を覚える人もいるかもね。
衣装の縫い目?にパイピングのモールドがあるのだが、これがパーティングラインと重なってて上手い処理とも言えるしやりにくいとも言えて、評価が難しい。ただまぁ削り落とすことは簡単なので、これはこれで正解だと思う。
デザインさえ気に入れば、組み立て式アクションフィギュアとして良質なアイテムだと思う。機会があれば今度はちゃんと塗って作ってみたいね。