バルクアームα、やっとこさ上半身の完成。
うん、なんかファッティ―っぽいとか考えてしまうのはおなかのラインのせいか。
武骨な胴体にゴツい腕。重量級ロボっぽくていいね。
これだけ頭が沈み込んでいるとどうかと思ってしまうけど、ボディの前面に監視カメラみたいな球体が付いているので「メインカメラはこっち」と思えば問題ない。
腕の各部は、太い軸で片持ちの構造になっているのが多い。ここは完成後も組み換えが容易になる構造だな。強度の面では少々不安に思う所もないでもないが……まぁそんなに繊細でもないので、注意して動かせば大丈夫だろう。
この片持ち構造は塗装後に組み立てるパターンの人にも扱いやすい構造だと思う。後ハメとか考えなくていいしね。
一方で気になるのは、装甲やフレームの裏側とか見えまくるのがちょっとな。モナカ構造でない一枚板をジョイントでつないでいく構造なので、どうしてもこうなる。もしここで裏打ちとかを用意し始めたら、組み換え玩具でなくなってしまうだろう。私個人としては改造用にバカバカとキットを買うほどお大尽でもないので、完成度が高い方が喜ばしいが……
あんまり裏側とか細部とかをネチネチと見なければ、独特の存在感があってカッコいい。それだけに、作る人ごとに好きに作る余裕のある懐の深いキットだな。