タミヤのYZF-R1M、カウルも付いてとりあえず完成ということにする。置いた時にリヤサスがふわっとした手応えなのがなんだか気持ちいい。
ほぼはじめてのバイク模型ということで、手探りだったけどおもしろかった。
とりあえず完成というのは、クリアパーツを1つ紛失してるし、ボルト頭のデカールとか貼ってないし、まだやりこもうと思えばやるべきことは残ってるということで。
いやホント、ボルト頭が塗装指示だったりデカールだったり、意図がまだ良くわかってない。奥まってて塗りにくいって事なのかなぁ?それはそれでデカールも貼りにくいし。
キットは、実は標準色の青が必要なのはホイールくらいであとはデカールで対応できる。今回はテキトーな色で塗っちゃったけど、標準カラーで仕上げるのも面白そうだ。カット済みのマスキングテープも付属していることだし。
作ってみると、他ジャンルのプラモと比べて大スケールということもあってか、完成すると見えないようなところまでしっかりパーツ化されているのが面白いといえば面白いが、塗ってもほとんどが隠れてしまうという一面も。ちゃんと仮組みして見えないところは手を抜くのもアリかと思った。スチロール接着剤使えるようになるし。
一方で、リヤの外装がスカスカで裏側もしっかり見えるというのも作ってみて初めて知った。バイクってこんなもんなのか?見えるところ見えないところを確かめるための仮組みはあっていいかも。
キットは、キッチリカッチリ。接着位置や形を確認するための仮組みはほぼ必要ないと言っちゃう。最初に作るエンジン下部のペグみたいなのは何だろう?と思っていたが、実は最後に取り付けるカウルのビス受け。こんな最初と最後のパーツを合わせてもきちんと収まるところに収まる設計はさすがだと唸るしかない。
バイク模型は作りにくい、ポロポロ壊れる、といったイメージはこのキットでだいぶ覆された。
キットに敢えて注文があるとすると、せっかく白黒銀でランナーが色分けされているので黒は黒、銀は銀のランナーに配置して欲しかった。プラの硬さとかあるのかもしれないが、無塗装パチ組みの時の見栄えが全然違うと思うんだよね。
そして前にも書いたが、組み立てながら実車パーツの解説があると作るにもなお力が入ると思うんだよね。詳しい人には必要ないのかもしれないが……
個人的な好みの話でいえばスケールを合わせたアクションフィギュアがあれば飾るにも面白いと思うのだが、まぁこれはスケールモデルとして見た場合は邪道だと思うので俺の方が少数派だと思う。レースマシンだとライダーの固定フィギュアもあったよねぇ……スケールモデルだとそっちが正当な方向か。
とりあえず今はメガミデバイス乗せてる。メガミデバイスに限らず今は可動に優れた1/12近辺のフィギュアはいっぱいあるので、まぁそれでも構わないが。
最後に。ネジ頭が最後まで露出してるんだけど、これってこれで良いのかなぁ……