ダラダラと好き勝手に遊ぶ

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ヘキサギア ガバナー ポーンA1

コトブキヤの新しい組み換えアクションフィギュアシリーズ、ヘキサギア。

乗り物まで手を出すと大変なので、アクションフィギュアの「ガバナー」を一体買ってみた。

まぁ組み換えメカ玩具としてはレゴテクニックはもちろん、海洋堂のアッセンブルボーグやボークスのブロッカーズとか先達がたくさんいるしね。

 

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正面。いわゆるヒーロー体形というよりガチムチのおっさんがスーツを着込んだような、重厚感ある体形。

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背面。装備品である銃と剣は、背中に懸架できる。ここはSF兵士としてイイ感じだね。まぁこんな大剣じゃなくてナイフ程度の方がリアルな気はするけど、銃の世界にするか剣の世界にするか、ユーザーの妄想に合わせるにはこういう装備もアリだと思う。

人体なのかどうかも定かでない設定だし、筋力が強力なら大剣をナイフのように持ち歩くという設定もアリだろう。

 

大きさは、メガミデバイスの半分以下。

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8~9cmくらいかな?

ミクロマンくらいのイメージ。いまどきの若い子はミクロマンなんて知らないだろうがのう。ほっほっほ。このサイズでちゃんと動けるアクションフィギュアは貴重っちゃ貴重かな。

 

内部は、基本的な背骨になるフレームに肩のスイング機構が可動の要。あとは首、肩、股関節、足首がボールジョイント。

基本の可動軸は、FA;Gやメガミデバイスの経験が生かされている感じ。股関節の引き出しなんかは省略されていて、必要最小限って印象。

 

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肩はボールジョイント接続な上、基部が上下前後にスイングするので動きは良い。剣の両手持ちなんかは問題ない。

ハンドガンは付属してないけど、もしハンドガンを体の正面で両手持ちしようとしたらちょっと苦しいかな?

装甲が邪魔をするせいか、手首の可動はかなり苦しい。一応ボールジョイントだが動かそうとするとすぐ外れる。あまり期待しないほうがいい。

 

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下半身は、リアル体形のせいもあってか膝立ちも自然に決まる。股関節は左右には大きく開くが、前後にはあまり動かない。胡坐はいけるが、体育座りや蹴り上げなんかはちょっと苦しいね。

まぁこの重装甲で格闘家みたいな派手なアクションをとらせるべきかどうかって思うし、このフィギュアは乗り物に乗せるための小道具に過ぎないと割り切るなら、必要にして十分ってところだろう。

 

全体的な感想としては、小サイズでそこそこの価格、「それにしては」良く動くアクションフィギュア。あくまで主役は組み換えできる乗り物の方とするなら、まぁ十分な内容だろう。

不満としては、なんといっても素材。軟質素材やABSが多用されていて、塗装は玄人以外お断りと思った方が良いだろう。まぁこのサイズで関節の保持力や摩耗を考えると仕方がないのかもしれないが、個性が薄く複数買いでオリジナル部隊とか作っても面白そうなアイテムなのに塗装しづらいのは残念だ。

今一般に出回っているアクションフィギュアは1/12のfigmaサイズで小道具とかかなり充実しているのだが、このガバナーのサイズでは活用できそうな小道具がほとんどないのも微小ながらマイナスポイントになるかな?

塗装とか考えず、未組み立てアクションフィギュアとして乗り物に乗せてブンドドするのが正しい付き合い方なんだろう。