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「趣味なんてこの程度でいいんじゃない?」とユルく生きてみる

同性愛者差別発言

ニュースで、「どっかの議員さんや公務員さんが“同性愛者は異常”とTweetして辞職勧告出されたりしてる」とか見ましたよ。

 

まぁ最近はGLBTへの配慮の方向で世の中進んでますなぁ。今まで差別的な環境で耐えていた皆様におかれましては、希望が見えてきたってところではないでしょうか。

 

昔、ある映画評論とファッションチェックのコンビのゲイの方が、女装家たちがTVに出まくることに関して「自分たちがカミングアウトした時は叩かれたり干されたりした。時代が変わったなぁ」とコメントされていたことを思い出す。

それからすると随分強い立場になったと思います。批判した方が立場を失う時代ですからね。

まぁ男色ってのは戦国時代どころじゃなく古代ローマやエジプト時代にもあったらしいし、周囲も格別異常なことと警戒しなくていいのかもしれない。

 

でも一方で、冷静に、客観的に見てみるとして。

もしこの世の大多数が同性愛者だとしたら、種としてどうなるか。それはまぁイチイチ説明するまでもない。言っちゃった方も雑だとは思うけど、言われた方も「異常」という言葉に過剰反応してるかなって気はする。

 

性同一障がいを持った知り合いがいたけど、その人なりに「ノーマルになるべき」「こうしたらノーマルになれるかも」とか色々悩んで迷っていたのも見てきたので、まるで出来損ないのように「異常」と言われることで落ち込むのはわからないでもない。

 

でもそれを一般化しちゃうのもどうか?って抵抗感もあるのよね。

「生殖活動を通して子孫を残していく」のが正常だとすると、ちょっと不自然なのは事実だからね。今は更衣室やトイレもノーマル基準の設備だし、社会として今はまだそのままを受け止められる状態ではない。

 

ともかく、トイレにしても更衣室にしてもどう区分するのが良いのかってのが私にはさっぱり想像つかないんだよなぁ。

そういう少数派の人たちだってそれぞれ嗜好は違うわけだから、全部ひっくるめて「少数派更衣室」とか作るわけにもいかないし。

もし仮に「精神的な性に合わせて全員手術しちゃいなよ」とかやったとしても、両方イケる人ってのもいらっしゃるわけだし。

 

まぁ今の段階で周囲でできることとしては、ぎょっとしないっていう程度だわな。