突然だが、陸戦型ジム完成してたりして。
久しぶりだったせいか、無駄に時間かけてしまった気がするな。ま、締め切りがあるわけじゃないし、楽しんだもの勝ちだ。
なんかオレンジって色がイマイチ好きになれなかったので、ネイビーと青グレーで「夜戦仕様」ってイメージで。元々はジムスナイパーIIに使おうと思ってた色なんだが、実際に塗ってみるともう少しネイビーのパーツがあってもいいんじゃないかと思う。
まぁでもこんな感じか。
塗ってるときは、マスキングに塗膜を持ってかれたりして、ショックで一か月ほど寝込んだ。嘘だ。
他にも塗ろうと思っていたスーパークリア半光沢が実は空瓶だった。中身が入ってたつや消しを塗っておいたが、まぁ間が開くと色々とハプニングがあるもんだ。
作ってみると、なかなか親切なキットだったと思う。
色分けや合わせ目に関してはHGにしては上出来だと思うし、可動も十二分。
良かったのが、フトモモが前後割りじゃなくて二の腕みたいに筒状のパーツをフレームにかぶせる構造になっていたところ。あそこは注意しないと隙間ができちゃうんだよねぇ……俺だけ?
肩(腕側)のポリパーツ隠しもきちんとしているし、首もポリパーツじゃなくてやわプラのパーツが付いている。ヒザのイボイボも別パーツだし、塗装派にも親切だったと思うね。
ギミックも豊富。シールドをパイルバンカーのように突き出したり、スタンドで立てたり。選択式だけどバズーカラックとかふくらはぎのサーベルラックなんかもちゃんと作ってある。
もちろん、文句言いたい点もいっぱいあるけどな(笑)
まず、ハンドパーツ。「左平手が入ってます」と偉そうに言っているが、他に付いている手は四角穴の武器持ち手だけ(左右)。こんなFGレベルのハンドパーツで満足するなよと言いたい。私が求めるのは、最低でも
・左右グー(またはパー):素立ち用。
・右武器持ち手:銃用。
・右武器持ち手:サーベル用。
だな。ま、ビルダーズパーツとか別売りハンドパーツを売りたいのかもしれないけど。
次に、「立て膝ありき」なデザイン。細い腹や長いフトモモ。ついでに伸ばしたフロントアーマーは間をもたすためにモールドを入れてみたり。素立ち派な私は「そうじゃねぇだろ」って気がしないでもない。一方で、相変わらず左右つながったフロントアーマーや足裏の肉抜きなんかは立て膝の時はマイナスだ。
他にも、肩(胴側)のポリパーツ隠しがない。肩のポリパーツを使った引き出し関節は最近のキットではよく使われているけど、このポリパーツのカバーがあったりなかったり。「ここにカバーがあるといいなぁ」ってことは設計者もわかってんだろ?って気になる。フロントアーマーの連結といい、この「わざと」やってる感が嫌なんだよなー。
あと、地味にパーティングラインが目立つ。最新キットにしてはかなり派手だ。まぁ派手な方が見落としがなくていいとも言えるが……
08小隊ファンの人には陸戦ガンダムやEz-8とのデザインの共通性が問題になるらしいが、これは仕方ないよなぁ。いや、俺もジムスナイパーIIに合わせてジムコマンドをリニューアルして欲しいし、気持ちはわかる。だが最新キットは昔のキットに引っ張られないで欲しいってのも一つの考えだと思うし、これは難しいところ。
と、あれこれ書いてみたが、完成品を見ているとなかなか悪くないんだよなぁ。少なくとも私は嫌いじゃないぞ。というか、結構イイと思っている。
ただ、量産機は3~4機買うこともあるわけで、そうなると表情のあるハンドパーツは付けて欲しい。ネットランチャーとかマニアックな装備まで入れてんだし。